明日は2週間ぶりの練習ですね♪
シルバーウィークで真っ黒に日焼けした私には今の気候が信じられません。
随分と寒くなりましたが、皆さん体調にはお変わりないでしょうか?
10月の練習では帰ってくる人がいたり、新しく入ってくる人がいたりで人数が少しだけ増えます。
低音パートが少なくてなかなかバランスが取れませんでしたが。少なくても帰ってくる方は低音パートなので、久々に会えることだけではなく音楽的にも嬉しいですね♪
ところで皆さんは、声種がどれだけあるかご存知ですか?
ソプラノ、アルト、テノール、バス…
この4つは多分、たいていの方が知っていると思います。
え…それいがいあんの?って?
あるんですよ。これが。
女性であれば…ソプラノとアルトの間に、メゾソプラノという中間の声種が存在します。
男性であれば高音部から順に…ソプラニスタ、カウンターテノール、テノール、バリトン、バス。
珍しいところで言えばカストラートなんていう声種もありますが。この声種は昔、声変わりする前の男性に去勢手術を施し、意図的に男性ホルモンを抑えることによって少年のままの声を保ったというもので。
昔の録音は残っているようですが、現代では先ずお目(耳?)にかかることはないでしょう。
以上のものは声の音域によって分けられたものです。しかし声というのは鍛えれば鍛えるほど高音が伸びるらしく。例えばバスの人だってテノールのような高音を出すことは可能だし、実際出せる人はたくさんいます。
では高音を出せるようになればテノールになれるのか…。と言えば、そうではありません。バスの人はバスです。
いくら高音を出せたとしても、それによって太く、雄々しい声がテノールのような明るく、輝かしい声になるわけでは無いのです。逆にテノールの人がバスのような声になることもなく、さらに低音は生まれついての声帯の長さが深く関わっているため、鍛えようもありません。
成人した女性と男性がまったく同じ音を歌った場合、どちらの声が女性なのか男性なのかが解るかと思います。そんな感じです。ソプラノはソプラノ。テノールはテノール。マイクを使ったり、日常会話での事なら寄せていく事も可能かもしれませんが、がっつり声量を要求される生声で歌う場合は無理があるでしょう。たまーに、長い歌手活動の中で声種を変更する歌手もいるにはいますけどね。稀な例です。
つまり、声種にはそれぞれの性格というものがあるのです。
さらに細かい性格も加味すると、ソプラノ・レッジェーロ(軽めのソプラノ)、ソプラノ・リリコ(抒情的なソプラノ)、ソプラノ・スピント(重めのソプラノ)、ソプラノ・ドラマティコ(かなり重いソプラノ。ここまでくると、メゾソプラノで歌ったりする人もいる)等など。多くの種類が出てくるのです。
まぁこの辺りは、キャラクターが重視される歌劇やオペラなどで意識されるくらいで。合唱ではソリストでもない限り意識されることはないと思いますが。
いかがですか?
楽器であれば、ソプラノリコーダーとか、テナーサックスとか。もともと名前があるのでわかりやすいですが。実は声にも様々な種類、性格があるんです。しかもその声は楽器のように目的を目指して作られるものではなく、人間が自然に成人してみないと、どのような声になるかはわからないんですね。
次回の練習は10月6日。
19時~…発声練習
19時20分~…全体練習
20時25分~ソプラノパート練習
ーです!
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※写真はブクロの指揮写真。ゴトーさんではありません。(HUNTER×HUNTER知ってる人じゃないとわかんないネタですね)
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